11月13日(土)に岩井駅前で開催される「のきしたフリマ」で、風の図書室として本の交換会を実施いたします。ぜひ、あなたのおすすめの一冊をお持ちのうえ遊びにきてください。

【のきしたフリマについて】

通常は寄贈のみをお願いしています風の図書室ですが、本フリマに限り寄贈本と交換で風の図書室管理人ササキの蔵書をプレゼントします。

なお、交換の本につきましては厳正なるクジで決めさせていただきますので、まったく興味のない本だったとしてもご了承ください。

また、事前にお持ちいただく本にはメッセージの記入をお願い致します。書き方の詳細につきましては、本ホームページのトップページ「寄贈本にはメッセージを書いてください」をご参照ください。

◆ササキの交換本の一部詳細

『生くる』執行草舟 現代の私たちにとってはなかなか重いことが書かれているはずなのに、文章が上手いので不思議とするすると読めてしまいます。私はこの一冊で、「憧れ」ということを考えるようになりました。東京の一風変わった書店「読書のすすめ」でも一押しです。

『私という運命について』白石一文 ある女性の20年程の人生を静かに鮮やかに描き切った一冊。あまり頭を使わずに、物語に没入したい時に手に取っていました。繰り返し読んだので若干ぼろぼろです。

『昭和二十年 夏の日記』昭和20年8月15日、終戦のあの日に子どもから大人まで、軍人、主婦などさまざまな人々が書いた日記をまとめた一冊。言論統制下の中で運よく残された個人の記録を読める幸せと意味について考えたい。

『ちひろさん 1巻』安田弘之 元風俗嬢のちひろさんがお弁当屋さんで働く漫画。個人的にこのお弁当屋さんは館山あたりにあるのではないかと考える。これに当たった方は、必然的に全9巻を揃えることになると思います。

『四季燦燦』楽震文 20代前半の時に交際していた方から頂いた画集。後にも先にも私に本をくれる恋人はこの人だけでした。当時はなんて爺くさい本なんだと思っていましたが、最近になってその良さが分かるように。分かったこのタイミングで手放します。

交換本はすべて、幾度もの断捨離に生き残ったササキの一押しです。数に限りがございますので、交換会に参加してくださることが確定している方は本ホームページのお問い合わせに一言ご連絡をいただければ事前に本の確保をしておきます。