顛倒夢想
自分の勝手な思い込みで本当ではないことを信じてしまう何とも苦しい状態
苦しい時はいつだって顛倒夢想。私を苦しめているものが本当に「それ」なのか、それが本当に「それ」なのか、疑いもせずただ苦しむ。疑ったその先でも苦しむ。
なんで私たちには本当に有るものや、本当には無いものが分からないのだろう。なぜ自分の本当も、他者の本当も分からないのだろう。と、恨む。
「本当」の価値なんて実は分からないけれど、本当のものしか私を癒せないのはなぜ。
苦しみだけが私を離さないこんな日は、イタい10代みたいに「死んでしまおうか」なんて発信してみたくなるけれど、イタい大人は静かに悲しみを抱きしめて今日をやり過ごす。
誰が私の目をふさいでいるのだろう
誰が私の耳をふさいでいるのだろう
唯一ふさがれていないらしい口から漏れるのは力のない言葉ばかり
底抜けに明るい人が遊びに来てくれないかと思う
美味しいものを携えて遊びに来てはくれないだろうか
変われない私を笑い飛ばしておくれよ
物事は大きくは変わらない
人は私の都合では動かない
死んだってしょうがない
強そうに見える人が羨ましいけれど、当たり前も常識も知っている、私も強そうに見える人だから、顛倒夢想の夢の中で、もがいて恥をさらして大人をやる。
私もあなたも頑張っている