Youtubeで岡田斗司夫さんの「人でなしを分析する」という動画を見ました。おすすめ動画というわけではないのですが、私なりに腑に落ちた所が多かったので書き残しておこうと思います。

ここでは人を「外向⇔内向」の縦軸、「抽象⇔具象」の横軸の上で、4タイプの人でなしに分類しています。「外向⇔内向」とはポジティブな性格、ネガティブな性格というわけではなく、何か問題が起こった時にその原因を自分の外にあると考えるか、自分の内にあると考えるかの違いです。そして「抽象⇔具象」とは、物事を考える時に抽象的な例で考えるか具体的な例で考えるかの違いになります。

それぞれ4つのカテゴリーは、「外交・具象→司令」「外交・注目→注目」「内向・具象→法則」「内向・抽象→理想」という言葉で表されています。それぞれのタイプの詳細は省きますが、私自身を考えてみた時に最後の「内向・抽象→理想」だなとすぐにわかりました。

岡田さんが言うところの「理想」タイプがどのように物事を考えているのか。それこそ私が「風の図書室」を開設したエゴと重なる点が多かったのです。

まず理想タイプはその言葉の通り、自分の中で確固たる理想をもっています。そしてその理想は世の中の9割方の人に理解されないだろうと思っている。しかしそんなことはどうでもよくて、わかる人だけにわかってもらえればいい。自分なりの真実や正義といったものに向かって動いていることが大切なんですね。

これを言ってしまっていいのか悩ましいのですが、風の図書室に対しての私の考えはまさしくその通りで、誰もが本と触れ合える場所をつくろうとか、みんなが交流できる場所にしたいという思いは実は少し薄い・・・。もちろん結果的にそうなれば嬉しいことなのですが、そこが目的ではないのです。

あくまでも個人的な理想である、「想いを保存する」という行為を主軸に置いた活動の場にしたく、さらにその理想がわかる人たちのコミュニティーをつくりたいのだと思います。何だか考えようによっては、「自分!自分!」な感じで嫌な気持ちになったりもしますがしょうがないのです(笑)

また現時点においては、風の図書室は私のライフワークとして、商売っ気0でやっているので可能だということもわかっています。理想は理想、現実は現実という考え方でこれまでやってきましたし、といっても自分を抑えすぎることなく上手くバランスをとって生きてきたつもりでしたが、自分が普通より理想傾向の強い人間だと知るきっかけになりました。

自己分析系の動画を見るのもたまには悪くないですね。まぁ、雨が降ったり止んだりで外に出る気にもなれない今日みたいな日は、こんなのもいいのかもしれません。