ここ数週間ほどバタバタした日々を過ごしていました。東京から地方に移住し、フルタイムの仕事からパートの仕事に変わったといっても、みずからが積極的に静かな日々を求めないと私の性格上、気を抜くとすぐに慌ただしい日々に吸い寄せられてしまうようです。

べつにどちらがいいとか悪いとかではないけれど、やっぱり余裕はなくなるものでこちらへの投稿もなかなかできないでいました。

昨日、久しぶりに何の予定も入っていない一日を過ごしました。せっかくなら一人で紅葉を見に行こうか、のんびり図書館に行こうかという欲求もあえてぐっと我慢しお天気もいいけれどあえて家に引きこもることに。

ただ三食きっちり自分でつくり食べる。お昼寝もたっぷりして夕方少しだけ浜辺に散歩に行く。それだけで何だか心がふかふかしてくるから不思議です。

どんなに楽しい時間も、親しい人との語らいも、確実に私の何かをそぎ落とすような感覚というのは何なのでしょうか。自分以外との接触において、与えられるだけというのは不可能なのでしょう。どんな関係性においても、自分を与えずには成り立たない。もちろんそれは双方向の話なので、嫌だとかそういうのではなく、与えた分、やはりどこかで補充しなければやっていけない自分が年々強くなっていると感じています。

こんなんでこれから10年先、20年先の私はどうなってしまうのでしょうか。山深い庵に引きこもれるだけの暮らしのスキルと心の強さを鍛える方向に走ってもいいのでしょうか。

風の図書室の候補地がどんどん行きにくい場所になってしまいます(笑)